2022/06/11 |
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ダイエット日記 その⑪『ダイエットと腸活 ①』 |
現在の体重、74.5㎏!
体重を1週間単位で見るとちゃんと痩せていっている事が分かるのに、
毎日体重計で測っていると、そんなに減っている気がしないのは何故なんでしょうね?
さて今回は、「腸活とダイエット」についてのお話です!
以前のダイエット日記の中でも、少しだけ腸活について触れたと思いますが、
腸活がダイエットにどのような効果をもたらすのかをくわしく書いていこうと思います。
腸活とは、食事や運動、生活習慣の改善によって腸内環境を整えることを言います。
腸内には細菌がおよそ1000種類、100兆個も生息しており、その重さは1~2㎏にもなります。
腸内細菌は大きく分けて「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3種類があり、
これらのバランスが「善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7」の割合にあると理想的だとされています。
腸活によって、この腸内細菌のバランスが整う事で、便秘や下痢の改善、睡眠の質や免疫力アップなど健康面に良いだけでなく、美容やダイエットにも良いメリットがある事がわかっています。
腸内細菌のバランスは日々変化しており、肉類中心の食事・不規則な生活・ストレス・加齢などによって有害物質を作る悪玉菌の割合が増えると、食べたものを上手く消化吸収ができず脂肪として溜め込んでしまうため、太りやすくなってしまいます。
とくにダイエット中は、筋肉量の低下を防ぐためにたんぱく質をとり過ぎると、腸内環境が悪化しやすくなるので食物繊維もしっかりとる必要があります。
その他にも便秘や下痢・肌荒れ・アレルギー・高血圧・糖尿病・心疾患・がん・うつなど様々な病気のリスクも高くなります。
逆に善玉菌の割合が増えると、ビフィズス菌などの善玉菌が食物繊維やオリゴ糖をエサにして、酢酸や酪酸といった悪玉菌の増殖を抑え腸内環境を整える「短鎖脂肪酸」を作り出します。
短鎖脂肪酸には代謝を上げて脂肪をつきにくくしたり、脳に直接作用して食欲を抑えて過食を防ぐといった、ダイエットにうれしい効果も期待できます。
そしてもっとも割合の多い日和見菌とは、体が健康で善玉菌が多い時は善玉菌に味方し、体が弱って悪玉菌が増えれば悪玉菌の味方をする菌の事をいいます。
腸活では善玉菌が悪玉菌よりも多い状態にする事で、日和見菌に悪玉菌の味方をさせないようにして、病気や肥満のリスクを減らす事が大切です。