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2025/03/29
リバウンド対策には体質改善!①

 

 

 

お久しぶりになります!

 

月日が経つのは早いもので、前回のダイエット日記から約3年が経ちました

 

当時の記事を読み返すと、目標体重の68㎏に到達した所で日記は終了しましたが、

記事にも書いたようにその後もダイエットは続け、最終的には63㎏まで減量する事が出来ました✨

 

そこからは、多少の増減はありましたが、なんとか今も60㎏台中盤をキープしています。

 

 

さて、今回またダイエットの記事を書こうと思ったのには、理由があります。

先ほど「多少の増減は~」と書いてある通り、



じつは少しだけリバウンドしてしまいました(泣)

今回のリバウンドは、1年以上体重をキープ出来たことで油断し、食べ過ぎてしまったことが原因ですね(汗

 

それからは生活習慣を元に戻して、60㎏台中盤を維持することができています。

 

こんな風に、ダイエットして痩せても、油断して沢山食べていたらリバウンドしてしまうので、

みなさんも注意して下さいね(笑)

 

さて、今回はそんなダイエットの天敵「リバウンド」について、

漢方的視点で見た「原因と対策」をお伝えしようと思います。

 

 

 

◇ リバウンドはなぜ起こるのか?《漢方視点》

以前の記事にもリバウンドの原因について書いていますが、
漢方の視点で考えた場合、リバウンドには「体のバランス(気・血・水)の乱れ」が大きく関係しています。

 

代謝を高めるために必要なエネルギーである「気」、体全体に栄養を送り届ける「血」、体を潤す血以外の水分の「水(または津液)」の3つが過不足なく全身を巡り、バランスをとる事で健康な状態を保っています。

 

たとえダイエットで一時的に痩せても、食事や生活習慣の乱れ、ストレスなどによって、気血水のバランスが崩れてしまえば、代謝が落ちたり、体の外に余分なものを排出できず溜め込んでしまうため、リバウンドしたり体の不調が現れやすくなるのです。

 

このように、リバウンドを防ぐにはまず『気血水のバランスを整えてあげる』ことが重要になります!

 

 

 

◇ まずは「自分の体質」を知ろう!

リバウンドを防ぐためには、まず自分の「気・血・水」のバランスがどのように乱れているのかを知ることが大切です。

 

漢方では、人それぞれに異なる「体質」があり、気血水のどれが不足しているのか、

または滞っているのかによって、太りやすさやリバウンドのしやすさが変わります。

 

ここでは、代表的な4つの体質タイプを紹介します。

自分に当てはまるものがないかチェックしてみましょう!

 

 

①気虚(ききょ)タイプ:エネルギー不足で代謝が低い

 

✔︎ すぐに疲れる、倦怠感がある

✔︎ 食後に眠くなりやすい

✔︎ 風邪をひきやすい、胃腸が弱い

✔︎ 食べる量は変わらないのに太りやすい

 

 

② 気滞(きたい)タイプ:ストレスで巡りが悪くなる

 

✔︎ ストレスが多く、イライラしやすい

✔︎ 暴飲暴食しがち、特に甘いものや脂っこいものを食べたくなる

✔︎ 胸やお腹が張る感じがある

✔︎ ため息をつくことが多い

 

 

③ 瘀血(おけつ)タイプ:血流が悪く、脂肪が燃えにくい

 

✔︎ 手足が冷えやすい

✔︎ 肩こりや頭痛が多い

✔︎ 皮膚がくすみやすい、シミができやすい

✔︎ 体がむくみやすく、部分太りしやすい

 

 

④ 痰湿(たんしつ)タイプ:水分代謝が悪く、むくみやすい

 

✔︎ 体が重だるく、むくみやすい

✔︎ 湿気の多い時期に体調が悪くなる

✔︎ 汗をかきにくい、または異常に汗をかく

✔︎ 甘いもの・脂っこいものを好む

 

 

◇ 体質を知ることがリバウンド防止の第一歩!

このように、リバウンドしやすい原因は人それぞれ異なります。

次回以降は、それぞれの体質について詳しく紹介します!

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