漢方コラム・ニュース

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2020/06/29
首こりからくる自律神経の不調

◆首こりからくる自律神経の不調                 

テレワークやオンライン授業などで、パソコンやスマートフォンを長時間続ける機会が増え、目や首・肩に負担がかかることで 目の疲れ・視力低下・首肩のこり など不快な症状に悩まされる方が増えています。

 

首には自律神経が集中しており、首こりから 動悸・息切れ・めまい・のぼせ・不眠・うつ状態・食欲低下・ドライアイ などの様々な症状を起こす原因になることがあります。

 

漢方では、首の血行不良からくる 瘀血(おけつ)や ストレスなどが原因で起こる 気滞(きたい)、加齢や目の使いすぎによる 陰血不足(いんけつぶそく)などが要因と考えられ、気血の流れを整え、首のこりを改善します。

 

 

【生活養生】

●30分に1回は、首の筋肉を緩める体操を行う

①背もたれのある椅子に座り、両手を組んで後頭部に当てて、手で頭の重さを支えながら頭をゆっくり後ろに倒す

②首が痛くなるなる手前で止め、そのまま30秒静止し、手で頭をゆっくり元に戻す。この運動を5回繰り返す。

●保湿用の目薬を使い、むしタオルで5分間くらい目を温める

●エアコンで首が冷えないよう注意し、スカーフなどで守る

●歓喜は1時間に1回くらいの割合で行う

●ペットボトルを持ち歩き、こまめに水分補給(炎天下はのどが乾く前に)

●疲れたら、すぐに休憩(15分~30分くらい)

 

【漢方養生:首のこりからくる諸症状に対しての処方例】

●のぼせ、脳の疲れ ⇒ 脳活精

●ドライアイ、目の疲れ ⇒ 杞菊地黄丸、晴明丹

●気分の低下、うつ状態 ⇒ 牛黄製剤

●動悸、息切れ ⇒ 麦味参顆粒、西洋人参

●食欲低下 ⇒ 健胃顆粒、晶三仙

●慢性疲労 ⇒ 紫栄華           etc…

 

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