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2020/06/25
早めの対策で元気に夏を乗り切りましょう!

梅雨が明けると照りつく暑い夏がやってきます。このような暑さの時、

人の体は発汗する事によって体内に熱がこもらないよう体温調節をしています。

ですが、最近では高齢者に多い水分の摂り忘れから熱中症になったり、クーラーや冷たい物で胃腸を冷やし過ぎるといった問題が増えています。

 

結果として疲労倦怠・動悸・息切れ・のどの渇き・食欲減退などエネルギー不足(気虚(ききょ))や体液不足(陰虚(いんきょ))を引き起こします。

 

これがいわゆる「夏バテ」です。

 

中医学ではこれらの症状を「気陰両虚証」といい、体にハリ(元気)と潤い(滋養)を与える「補気養陰」の『麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)』や、身体にこもった余分な熱を冷ましてくれる牛黄(ごおう)を使った「霊黄参(れいおうさん)などの漢方薬を使います。スポーツや仕事の後の汗を大量にかいた肉体疲労や倦怠感がある時だけでなく、疲労時の食欲不振、虚弱体質、病中病後の低下した身体機能の回復・改善、お子様の発育期などにもおススメしています。

 

夏の食養生として「メロン」や「スイカ」、「ゴーヤ」などウリ科の果物や夏野菜、水分代謝を高めて体にたまった熱を取り去ってくれる「冬瓜」、胃腸の働きを高めてくれる「梅干し」などがおススメです。

 

その他では普段から汗をかいて体を暑さに慣れさせる「暑熱順化」をしておく事も大切です。早めの対策で元気に夏を乗り切りましょう!

気になった事がありましたらお気軽にご相談ください。

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